Bone mineral quantitative 骨塩定量 一般X線撮影 CT MRI 血管造影 核医学 乳房撮影・表在超音波 骨塩定量 X線透視検査 放射線治療 X 骨塩定量部門の概要 名古屋大学医学部附属病院の骨塩定量部門では、骨粗鬆症の診断や治療効果判定に不可欠な骨密度測定を専門的に実施しています。DXA(Dual-energy X-ray Absorptiometry)法を中心とした精度の高い測定装置を備え、腰椎・大腿骨近位部をはじめ、全身の骨密度測定に対応可能です。骨塩定量検査は、骨折リスク評価や薬物療法の治療効果判定に直結する重要な指標であり、当部門では再現性・信頼性を重視した検査を徹底しています。また、体組成測定(脂肪量・筋肉量評価)も併用できるため、サルコペニアやフレイル評価など、幅広い臨床領域での活用が可能です。さらに、放射線科医師・技師・整形外科・内分泌代謝内科との密な連携により、骨粗鬆症を中心とした骨代謝疾患の診断・治療を包括的にサポートしています。学術研究においても、最新の骨代謝研究や新規治療薬の臨床試験における評価指標として骨塩定量データを提供しており、臨床と研究の両面から医療の発展に貢献しています。名大病院 骨塩定量部門は、高齢化社会における骨折予防とQOL向上を目指し、医療者にとって信頼できるデータを提供する役割を担っています。 当院の装置紹介 HOLOGIC社 Discovery A 当院では、骨粗鬆症の診断および治療効果判定において国際的に標準装置とされる二重エネルギーX線吸収測定法(DXA法)を用いた骨塩定量装置を導入しております。本装置は、腰椎や大腿骨を中心とした骨密度測定に加え、全身骨密度測定や体組成評価(脂肪量・除脂肪量)も可能であり、骨代謝疾患の診療に幅広く活用されています。高精度かつ再現性の高い測定データにより、骨粗鬆症の早期診断、治療方針の決定、経過観察に寄与しております。